広島の総合探偵社フォーチュンJAPAN 探偵ブログ

広島の総合探偵社フォーチュンJAPANで活躍する現役探偵のブログです。 普段余り知られることのない探偵の日常や調査について、また日常生活で役立つ探偵マメ知識などをご紹介します。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

黒ずくめのストーカー

 ここ数年でにわかにストーカーという言葉が一般に浸透しましたが、どこか他人事、東京などの大都市で起こるものだと思っていませんか? 
 実はここ広島でもストーカー被害は多数発生しており、わが社にもストーカー案件調査が多々入ってきています。
 今回は、その中の一つをお話します。

 依頼者である本件の被害者は小さな居酒屋を切り盛りしている40代の女性でした。以後、その女性を被害者と呼称致します。
 被害者が店を閉めて出るのが大体深夜23時くらいで、次の日の朝10時くらいに仕込みのために店に出てみると、店の出入り口に残飯などがばらまかれ、出入り口扉にも汚物がなすりつけられていることが毎月3~4回繰り返し起きているとのことです。
 特に何かを壊すというのではなく、ひたすら悪臭の漂う物を扉に叩きつけてはまき散らしているというのです。いくら掃除をしても臭いはなかなかとれず、芳香剤などで紛らわさなければならないありさまです。
 被害者に犯人の心当たりは全くなく、店だけでなくいつ自分の身に直接危害が加えられるかと怯えきって、ついには私たちの会社に相談にお見えになりました。

 依頼を受けて数日後、被害者の店が閉店してから翌日の朝まで、同店の監視を行うことにしました。
 調査を開始してから4日目の深夜2時、夜目にも怪しい黒ずくめの服装で帽子に手袋を付けた男がビニール袋を持って店に近付いて周囲を見回した後、そのまま何事もなく通り過ぎていきました。
 しかし、こんな怪しい人間が現れた様子を目の当たりにしたことで、店の対面にある電器店の駐車場に調査車両を駐車して潜んでいた調査スタッフの間に緊張が走りました。息を潜めて調査員が監視を続けていると、約5分後にさきほどの男が再び店の前に現れ、今度は調査員が乗っている調査車両(ワンボックスカー)へ歩み寄ると、シールドが貼られていないフロントガラスから車内を覗き始めました。
 とっさに身を隠したスタッフを確認できなかった様子の男は、安心したのか改めて店に近付き、手にしていたビニール袋の中身を店舗入口扉の周辺に投げつけ始め、最後にはビニール袋を逆さにして、店の玄関前に残飯を振りまきました。その後、男は地面にまいた残飯を手にとって扉になすりつけ始めました。
 犯行を確認した調査員は別の場所に張り込んでいたスタッフに連絡を取り、全員でその男を取り巻いて拘束し、現行犯として警察に引き渡しました。

 後日、被害者に聞いたところ、犯人の男はかつてこの店の常連客であったが、1年程前にほかの常連客と口論になってからは、店には全く姿を見せていない人物とのことでした。
 ストーカーは、何も知り合いや以前の交際相手などによるものだけではありません。この被害者のように、ほとんど無関係と思えるような人物からストーカー被害を受けることもあり得るのです。自らが注意を払っていても防ぐことが難しいのがストーカー犯罪です。
 今回は依頼者の身に直接危険が及ぶ前に手を打つことができましたが、今回の犯人をそのまま放置していたらストーカー行為がエスカレートして、依頼者の自宅への被害、最終的には依頼者本人が直接被害を受けることになっていたという可能性は否めません。
 少しでも「なんだかおかしいな」と思うことがあれば、一人で悩まずすぐに対策をとりましょう。
 私たちもお手伝いができると思います。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://fortunejapan.blog74.fc2.com/tb.php/9-88546199
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。