探偵のいじめ解決法 2
前回お伝えした、いじめ被害確認調査のお話を続けます。
小学3年生の息子さんがふさぎこむようになり、学校にも行きたくないと言い出したため、いじめられているのではという懸念を抱いた両親が当社へいじめ被害の確認調査を依頼されたのですが・・・
調査を始めたところ、息子さんは近所の子供たちと連れ立って楽しげに登校し、下校時も朝とは別の子供たちと学校を後にしました。
そして、尾行を開始したところ、別に暴力を振るわれたり、何か無理強いをされたり、乱暴な言葉を浴びせられているような雰囲気もないのに息子さんの表情がどうも暗く、自ら発言する様子が無い事に不審を感じた調査員が息子さんたちとの距離を詰めて子供たちの会話を聞き取り(録音)する事にしました。
そこで聞こえてきたのは、そんな直接的な暴言などではありませんでした。軽い皮肉程度のものです。例えば、話の最後のオチに息子さんを引き合いにだすようなものでした。
言葉は悪いかもしれませんが、大人になれば受け流してしまうような程度の発言でしょう。
でも、息子さんは明らかに傷ついていました。
その後数日登下校時の調査を行いましたが、いずれも同様の結果でした。
調査結果を依頼者に報告したところ、あからさまないわゆる「いじめ」というものが無かった事に安堵されると共に、わが子の繊細さに改めて気付かされたととても驚かれていました。
常日頃から接していても、気付かない点は多々あります。
子供とはいえ、親に対しても高いプライドを抱いていたり、こんな事を言えば見捨てられるのではという不安感から言い出せない事があったり、些細な事でも深く傷つく感受性の豊かさがあります。
依頼者様が、その後息子さんとよくよく話し合ったところ、やはり、下校時との友人のやりとりで傷ついていたこと。
プライドが邪魔をして、親にもいえなかったこと。
友人にも嫌だという気持ちをはっきりと伝えられない事。
など、息子さんの感情を理解する事ができたそうです。
この結果に対して様々な対策方法があるとは思いますが、この依頼者が選んだのは、息子さんと対話することでした。
具体的には、相手の親や学校へ伝えるのではなく、息子さん自身で問題を解決すべく、嫌なことは嫌だと相手にはっきり伝えられるように息子さんが変わるという道を選ばれました。
その後、依頼者からは息子が長期休み期間には友人と頻繁に遊び、更に休みが終わって学校が始まるのを楽しみにするようになったという連絡を頂きました。
本来第三者が介入すべきではない、親ができることではないかという意見もあるかと思います。
ただ、高いプライドが邪魔をして、きっかけがないと感情を表に出せないお子さんも多くいます。
今回もそんなお子さんの一人でした。
私たちはそのきっかけ作りのお手伝いをさせていただいたのです。
今回は、いじめ問題というよりは気持ちの行き違いによる微妙な問題でしたが、
次回では深刻ないじめ被害に対して私どもの取得した被害の証拠をもって学校側と協力の上でいじめ問題を解決に導いた事案をご紹介したいと思います。
小学3年生の息子さんがふさぎこむようになり、学校にも行きたくないと言い出したため、いじめられているのではという懸念を抱いた両親が当社へいじめ被害の確認調査を依頼されたのですが・・・
調査を始めたところ、息子さんは近所の子供たちと連れ立って楽しげに登校し、下校時も朝とは別の子供たちと学校を後にしました。
そして、尾行を開始したところ、別に暴力を振るわれたり、何か無理強いをされたり、乱暴な言葉を浴びせられているような雰囲気もないのに息子さんの表情がどうも暗く、自ら発言する様子が無い事に不審を感じた調査員が息子さんたちとの距離を詰めて子供たちの会話を聞き取り(録音)する事にしました。
そこで聞こえてきたのは、そんな直接的な暴言などではありませんでした。軽い皮肉程度のものです。例えば、話の最後のオチに息子さんを引き合いにだすようなものでした。
言葉は悪いかもしれませんが、大人になれば受け流してしまうような程度の発言でしょう。
でも、息子さんは明らかに傷ついていました。
その後数日登下校時の調査を行いましたが、いずれも同様の結果でした。
調査結果を依頼者に報告したところ、あからさまないわゆる「いじめ」というものが無かった事に安堵されると共に、わが子の繊細さに改めて気付かされたととても驚かれていました。
常日頃から接していても、気付かない点は多々あります。
子供とはいえ、親に対しても高いプライドを抱いていたり、こんな事を言えば見捨てられるのではという不安感から言い出せない事があったり、些細な事でも深く傷つく感受性の豊かさがあります。
依頼者様が、その後息子さんとよくよく話し合ったところ、やはり、下校時との友人のやりとりで傷ついていたこと。
プライドが邪魔をして、親にもいえなかったこと。
友人にも嫌だという気持ちをはっきりと伝えられない事。
など、息子さんの感情を理解する事ができたそうです。
この結果に対して様々な対策方法があるとは思いますが、この依頼者が選んだのは、息子さんと対話することでした。
具体的には、相手の親や学校へ伝えるのではなく、息子さん自身で問題を解決すべく、嫌なことは嫌だと相手にはっきり伝えられるように息子さんが変わるという道を選ばれました。
その後、依頼者からは息子が長期休み期間には友人と頻繁に遊び、更に休みが終わって学校が始まるのを楽しみにするようになったという連絡を頂きました。
本来第三者が介入すべきではない、親ができることではないかという意見もあるかと思います。
ただ、高いプライドが邪魔をして、きっかけがないと感情を表に出せないお子さんも多くいます。
今回もそんなお子さんの一人でした。
私たちはそのきっかけ作りのお手伝いをさせていただいたのです。
今回は、いじめ問題というよりは気持ちの行き違いによる微妙な問題でしたが、
次回では深刻ないじめ被害に対して私どもの取得した被害の証拠をもって学校側と協力の上でいじめ問題を解決に導いた事案をご紹介したいと思います。
