広島の総合探偵社フォーチュンJAPAN 探偵ブログ

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別れたきり会えない子どもへの想い

 私たちが普段行っている調査行動調査、その中でも離婚調停を前提とした証拠収拾を目的とするものが大半を占めます。そのほか、法人からの依頼や行方調査信用調査盗聴捜索などもありますが、定期的に「離婚して会うことができなくなった子どもや孫の写真が欲しい」という依頼も入ります。

 今回は、こういった写真撮影を目的とした調査のお話をします。

 離婚の際には、きちんと子どもとの面接権について取り決めをしている方も多いのですが、実態としては、離婚相手の両親や離婚相手本人の阻害により、別れた子どもや孫と会うことができない、顔を見ることもできないといったケースが多く見受けられます。
 ときには、現在子どもや孫がどこに住んでいるのか分からないという方もいます。
 そういった方々が、私たちに成長した孫や子どもの写真撮影を依頼されるのです。

 その調査自体はさほど難しいものではありません。

 所在が分からなくて行方調査から入るにしても、借金などを抱えて行方をくらましているような案件とは違い、引っ越しの際にもきちんとした手続きをされているので、足取りを追いやすいのです。写真撮影についても離婚調停で必要となる証拠写真、映像のように、ある一瞬を必ず押さえなければというわけではなく、通学風景や友だちと遊んでいるときの笑顔など、日常の姿を押さえればよいからです。
 しかし、結果報告をした際の依頼者の喜びは、通常の調査と比べてもひけをとりません。赤ちゃんのころに別れた子どもが現在どう暮らしているのか、どう成長しているかそういった気持ちで結果を待たれますから、成長されたお孫さんや子どもさんが元気に通学したり、遊んだりする調査報告の写真・映像を見せると、感極まって涙を流される方が多いのです。

 仕事柄、離婚調停協議離婚の際の取り決めについてアドバイスをする機会が多いのですが、このようなときには、財産分与面接権など、あらゆることをきちんとした書面・公正証書にして残しておくことがいかに重要なのかと改めて気付かされます。
 今回のようなケースも書面に残していれば、自己の正当な権利として、堂々とお子さまに会いにいくこともできたでしょう。また、お子さんの心情を無視して、片親が一方的にもう片方の親へ会わせないようにすることは問題があります。
 過去には、引き離された父親が小学生の娘とわずかな時間、言葉を交わした際に、「(お父さんと)話をすると、おじいちゃん(祖父)に怒られるから」と言われてやりばのない怒りに身体が震えた。というような事例もあり、子どもの人格形成にも少なからず影響を与えるものと思います。
 面接権とは親の権利であると同時に子どもの権利でもあります。
 写真や映像を通してしか子や孫の姿を見ることができない人、住所は分かっていても会いに行くことが許されていない人はたくさんいます。調査をさせていただいて喜んではいただけても、それは根本的解決ではありません。
 相手と交渉、場合によっては代理人や弁護士を介して交渉をし、面接権の主張をするしかないのですが、子どもの心理面の影響も考慮しなければなりません。当たり前の権利を行使するために、これだけの回り道をしなければならないとは、なんともやりきれません。
 万が一、離婚となると煩雑な手続きや心理面の葛藤など、精神的に疲れることが多くなります。だからといって細かな点を詰めずに曖昧にしてしまうと後で悔やむことにもなりかねません。
 互いによく話し合い、必要に応じて法的アドバイスを受け、きちんとした取り決めを書面で残すことが最重要であると思います。
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