広島の総合探偵社フォーチュンJAPAN 探偵ブログ

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ある夫婦の問題から その1

 K子さんは現在32歳。
 20歳の時に、全国に支店を持つ建築会社に勤務する現在の夫(A男さん)と結婚し、9歳になる長男と3人で幸福な毎日を過ごしてきました。
 しかし、一昨年の10月ごろから少しずつ、幸せな家庭に波風が立ち始めたのです。

 発端は、A男さんがこれまで会社で積み立てていた財形貯蓄の200万円を取り崩していたのをK子さんが発見したことでした。
 当然K子さんはA男さんに非難を浴びせ、速射砲のように「何に使ったの?」と叱責。
 こうなるとA男さんとしてもやはり面白くありません。

自分が働いて家族を養っているんだから少しくらい大目に見てくれても当然のはず…
と開き直ってしまいました。

 そのことがあってから、徐々に夫婦の会話が減り始め、A男さんは、一年くらい前から月に2回、週末の土曜になると愛車の400ccバイクに乗ってツーリングに出かけ、日曜の夜遅くに帰宅するようになりました。
 それがここ半年間は、毎週のように出かけるようになり、下手をすると金曜日の夜に会社から帰宅するとすぐに出かけ、月曜の早朝に帰宅してから、会社の制服に着替えて出勤するという状況にまでなってしまいました。
 もちろんここまで状況が悪化するまでに、心配した双方の両親を含めて話し合いの場を持ちましたが、
そのうちに気持ちが収まったら元通りに戻るから…
という結論に毎回落ち着きました。
 が、その結論に反してA男さんの行動はひどくなる一方でした。
 小学3年生の息子さんと「来週は一緒に○○しよう」という約束をしていても、A男さんはいつも平然とした顔であっさりと約束を反故にしてしまうため、「息子も最近では主人との約束事には端から期待していない様子」とK子さんは寂しそうに話をされていました。
 また、K子さんが「毎週毎週、どこに泊まっているの?」とA男さんを問い質しても「深夜営業の喫茶店やサウナ、野宿、その他いろいろ」といった具合でまともな返答が返ってきたことはなく、結局業を煮やしたK子さんがお母さんと一緒に我が社を訪れたのです。

 相談を受けた私は、毎週末その全てを浮気行為に費やしているとはいえないまでも、A男さんに女性がいる可能性は高いと判断して調査に着手しました。
そして、夜間に400ccバイクで外出するA男さんの尾行は困難を極めましたが、何とか無事調査を完了することができました。

 調査で判明した結果、A男さんはいきつけのスナックに親しく交際している女性がおり、その女性のマンションに毎週末入り浸っていたのです。

 ある程度予測していた結果ではありましたが、現実にその事実を目の当たりにしたK子さんは烈火の如く怒りました。それは、これまで「浮気しているんでしょ!」とA男さんを問い詰めても、「そんな女なんかおらん!お前と一緒にいるのが嫌なだけじゃ!」と言い逃れ続けていたA男さんの言葉を心のどこかで信じていたからでしょう。
 調査結果の報告を受けたK子さんは悩みに悩み、調査事実を伏せた上でA男さんと話し合いを持とうともされたのですが、状況を変えることはできませんでした。

 それから数ヶ月後、K子さんは弁護士に依頼し、最悪は離婚に至ることも覚悟の上で、A男さんの不貞相手の女性に内容証明を送付し、損害賠償請求を起こしたのです。

 今回ご紹介する話はただ単に『夫婦間の浮気問題を弊社が証拠取得の調査を行い、成功させた』というだけではありません。
 どこにでもいるような普通の専業主婦だった女性・K子さんが、夫の家庭放棄ともいうべき行動、そのことで家庭崩壊を引き起こすまでの苦悩、そして不貞事実の判明から相手女性への損害賠償請求、そしてA男さんとの離婚話へと様々な過程を経て新たな自立へと向かう。その中でのK子さんの心の葛藤、揺れ動く様子を皆様に伝えることができればと思い、K子さんの了承を得て今回お話するものです。

次の日記ではこのケースの全容をご紹介いたします。
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